芋餅の自由研究

 始まりは相方の桜ノ宮アリスに芋餅を作ったときのことでした。

私が「片栗粉で作った」といったらアリスに「芋餅ってでんぷん粉で作るんじゃないの?」と言われました。


片栗粉以外に「でんぷん粉」というものがあるのかと思い、お店を探しまわりました。

けれど「でんぷん粉」はありませんでした。


あれれ? おかしいぞ??

と、不思議に思ったのでネットで検索してみました。

片栗粉はでんぷん粉でした。

どうやらアリスが勘違いしていたみたいで、

片栗粉は「かたくり」という植物から出るでんぷんから作られている粉です。

アリスの家では片栗粉の事を「でんぷん粉」と呼んでいたみたいですね。


調べてみると片栗粉以外にもでんぷんから出来る粉はあるみたいだったので調べてみました。


↓さっくり調べたでんぷんの粉

・片栗粉(かたくり)

・コーンスターチ(トウモロコシ)

・タピオカスターチ(キャッサバ)


他にもあるかもしれないですけど、調達出来たのはこの3種類。

芋餅はでんぷん粉とジャガイモを混ぜて作るものです。

それなら別に片栗粉以外でも作ってもいいのでは?

他の「でんぷん粉」を使って芋餅を作ってみたいと思います。


折角ですので色々試して、すごく「もちもち感」の強い芋餅を作ってみようと思います。


●一日目

試しに「片栗粉」「コーンスターチ」「タピオカスターチ」それぞれの粉を使って

芋餅を作ってみることにしました。


↓片栗粉

片栗粉の芋餅 安定の味 安定のモチモチ感 冷めたら固くなるので注意











↓コーンスターチ

コーンスターチ芋餅 もちもち感は気薄 あっさりな芋餅












↓タピオカスターチ

タピオカスターチの芋餅 もちもちよりカリカリだった でもタピオカのが冷めても固くならなさそう












もちもち感を強くしたいなら、粉を多めにする必要がありそうだと食べてみて感じました。

そうしないとジャガイモのホクホク感の方が強くなります。

美味しいけど目標は「もちもち」なので、粉を増やす方向で考えます。


そうなるとやはり片栗粉は向いていません。

片栗粉を増やせば増やすほど、時間が経過すると固くなるからです。

考えた末、タピオカスターチでもちもちな芋餅を作ることにしました。


●二日目

スクショでは1対1と書いてありますが、

容器を4分割にして、4分の1と考えて作っているのでこれは記載ミスですね。


じゃがいもとタピオカスターチを2対2の割合で作った芋餅 うまく混ざらないからちょっと水を入れた モチモチ感はつよいけど「餅と芋」って感じで纏まっていない。 いっそ牛乳を足してみたほうが纏まるかもしれない












水分ないと粉が多すぎてまとまらないみたいですね。

最初は牛乳を入れようと思いましたが蜜柑@雨の日は一応ダイエット中なので、

脂肪分の少ない豆乳を選ぶことにしました。


●三日目

じゃがいも2

タピオカスターチ1

の芋餅よく知っている食感になった ホクホク感の残ったモチモチ芋餅 明日は思い切って白玉粉を少し足してみようかな じゃどうかな??











豆乳を混ぜて、そしてタピオカスターチを少し減らしました。

写真では分かりにくいですが。


豆乳入れてもうまく混ぜられないのでは?とおもい、減らしました。

あとタピオカスターチってなかなか売ってないんです。通販くらいじゃないと見つけられなかったんですよね。


だからケチってしまいました。

その代わり、白玉粉をいれてみようと思います。

ちょっと本来の芋餅とは変わったものになるかもしれませんが、

「もちもち感」はUPしそうですね。


●完成

じゃがいも2 タピオカスターチ1 白玉粉1 の割合で作った芋餅 粉が多いので豆乳も多めに入れて作った もちもち度はいい感じ! じゃがいもの味もちゃんとするから、芋餅感もちゃんとある
























せっかくなのでジャガイモを北海道産の「インカのめざめ」に変更しています。

糖分の強い甘いジャガイモです。


白玉粉を使っていることで芋餅らしさが無くなるかもと思いましたが、

全然そんな事ありませんでした。


理想的な芋餅ができました!

とても満足です。

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